水底のCat★Star

大学一年生の夏。自室にいた粕谷昼斗は、パソコンを眺めていた。すると轟音がし、壁が倒壊。そして巨大な人型ロボットが倒れてきた。それから、十年後。二十八歳になった昼斗は、様々なものを失いつつ、地球外生命体と戦う地球防衛軍のパイロットになった。ある作戦で降格処分を受け、監視がつく事になり、その相手を見ると、亡くした婚約者の弟である瑳灘昴だった。恨まれていると確信していた昼斗に対し、昴が溺愛してきて……？

軍人の亘理大尉は、帰宅して、戦禍の届かない場所にいる妹と通話をして一日を終える。日中、私腹を肥やす上司を手伝い悪事に手を染めていることを隠しながら。そんな亘理を邪魔だと思った森永少佐は、亘理の弱みを探ろうと試みる。※非常に残酷な描写があるため、苦手な方はご回避願います。

軍関連の研究所で働いている科学者の鳴神は、一見冷静だが意外と怒りの沸点が低い。怒りによりロボットに誤った指令を出さないよう、セーフティプログラム付きの装置を用いている。そんな鳴神がある日静かに怒ると、いつも自分の元に仕事を持ってくる軍人の花瑛が気絶して――？ 科学者×軍人のお話です。

医療の一環で治療法が発見されるまでの間、冷凍睡眠する制度が出来たある日、主人公の夕凪水琴は突然の病魔に襲われて、眠りにつく選択をする。まるで瞬きをするように目覚めた次の瞬間、場所は病院ではなくマンションの一室に変わっていた。

俺は死んだ――と、思ったら、そんな事は無かった。人材（悪役）派遣会社で働いている俺は、正義の味方である警邏官とはあまり親しくはないが癒着はしている。なお趣味はゲームだ。※SF設定ですが、難しい理論等は全くありません……SF好きな方は逆に回避願います。