黙示の解読(1)


 その日は、何か予感めいたものがあった。
 目の前では、幼い頃からよく知るゼスペリア教会筆頭牧師が、静かに聖書を開いている。

「――終末の鐘の音が響き渡る。それが予兆である。ハーヴェスト・クロウ・レクイエムを人々は耳にするであろう。旧世界の破滅の時と同じように」

 ハーヴェスト・クロウというのは、ハーヴェストクロウ大公爵に関わりがあるとすれば、鴉羽家、つまり緑と赤による黒から白、平均灰色のPKとESPの色相のことかもしれないし、ハーヴェストクロウ大公爵自身を指しているのかもしれないし、何とも言えないが、レクイエムは鎮魂歌なので、大公爵のことだとしたら静まり給えということなのか、あるいは――終末時に死ぬ人々のために、事前に唱えて置くのか、そのへんは不明だ。ただ昔、ラフ牧師が、「ゼクスの殺気は、ハーヴェスト・クロウ・レクイエムだな」と言っていた事があるので、今思えば、殺気をESP聴覚で聞くと、歌に聞こえるだろうから、終末の鐘の音というのは、つまりハーヴェスト・クロウ・レクイエムというのは、誰かの殺気のことで、旧世界の破滅の時は、完全ロステク兵器使用者か、あるいはその者に対してハーヴェストクロウ大公爵が放った殺気がそれなのかもしれない。それで、同じということなのかもしれない。

「――闇色の月に照らされし夜もまた、終末の象徴である。月の代わりに銀に光る花が舞い散り、滅びを知らせる星となる」

 これは新月のことだろうから、毎月一度は起きるわけだが、終末は今のところ来ていない。続く銀の花は意味不明だが、舞い散るというのだから、高い場所や木に咲く花なのだろう。銀色だし、月の代わりだから、星のようにキラキラしているのだろうが、そういう種類の花は、知る限り存在しない。

「――最たる兆しは、民に愛されしゼスペリアの金翼の御使いが、堕天した紅き悪魔に汚されて、その羽を失う事だ。人々は嘆き悲しむであろう」

 この部分には複雑な気持ちになる。最たる兆しと言いつつ、他よりも圧倒的に抽象的だからだ。金色の羽が生えた天使なんて架空の存在であり、祭壇の上にある聖書のどこにも出てこないし、よって民に愛されていたりしない。むしろ黙示録を恐れる人々には、愛されるどころか嫌われているだろう。さらに天使とは、神様であるゼスペリアが住む天国に存在するわけで、それは死んだ人間の中の良い人が行く場所だというが、死んだら普通お墓に行くだけで、魂が存在するかも怪しい。

 なので、堕天したというのが、そもそも天国が無いのだから変だが、まぁ一応、堕天使というのは、悪事を働き追放された元天使のことなので、天使がいるなら、悪魔がいてもいいだろう。悪魔は地獄に住んでいるそうだが、聖書の解釈だと『快楽』だ。つまり紅き悪魔に汚されたというのは、金色の翼の天使が、『強姦された』という意味で、だから『羽を失った』という事になるらしい。羽を失うというのは、もう御使いでなくなったという意味で、即ち『姦淫の罪』ということであり、やはりこれもまた強姦されたという事なのだろう。かつ人々は嘆き悲しむそうなので、死んでしまったという意味合いだろうから、いつか黙示録が起きたら、天使は悪魔に強姦されて死んでしまうのだ。なんだか性的だなと思うこともある。

「――紅き悪魔の子は、神の器の異父弟である」

 と、さらに書いてあるのだが、天使の子供だとは書いていない。けれど、黙示録が起きた時のゼスペリア猊下の異父弟は、どうやら紅き悪魔の子供であるようだ。この『紅き』の部分もよく分からない。だが、悪魔は、「快楽」だけでなく、天使の対比としての悪魔でもあり、子供がいるのだから恐らく血肉を持った人間なのだろう。

「――契約の子は秘匿され、使徒ゼストの忠実なる敬虔な黒き羽の信徒により、ゼスペリアの神殿にて育てられる。片翼の信徒が二人、揃って御使いの黒き羽を得て、契約の子に宿りしゼスペリアの御使いとなるだろう。片翼ずつ折れて行くが、銀色の月の賢者が闇色の花束を捧げ、契約の子を守護する事となる。まずは右の黒翼が紅き悪魔にもがれるだろう。その時が来たら、契約の子は、賢者の元へ行かなければならない。貧しき老父が、契約の子を賢者の元へと誘うだろう。その際、左の黒翼を持つ信徒は、失われし片翼の、聖なる黒き涙を手に取るだろう。それは黒き羽の証である。いいや、手に取らなければならない。また、賢者の元へ向かう神の器を見送らなければならない。それが終末を止める鍵となる」

 さて、このように続く。なにやら、その頃のゼスペリア猊下は秘匿されているようだ。まぁ紅き悪魔とやらがいて、自分を守ってくれる使徒まで殺される状況らしいから、隠されていて当然なのかもしれない。大体幼少時は隠されているが、今回は非常に長い間姿を現さないのだから、案外ゼスペリア十九世猊下が、そうだったりするのだろうか? 他の予兆は無いが、考えてみると秘匿されている部分は該当する。ゼスペリアの神殿というのは恐らく旧世界滅亡時の避難先だろうが、どこなのかは不明だ。

 それで片翼の信徒がそろうと、まあ羽が二つになるので、二人で一人の天使扱いで、契約の子を秘匿しながら育てるらしい。黒き羽というのがなんなのかも不明だが、『得る』というのだから、きっとアイテムだ。飾りかなにかだろう。それで、折れたり羽をもがれるというのは、死ぬということだ。だがその時に、賢者が手助けしてくれて、契約の子を保護してくれるのだろう。銀色の月は、闇色の月の対比で、闇色の花束は銀色の舞い散る花の対比だろうから、この賢者とやらは、終末が来た象徴の『星』の対比であるという見解もある。その場合は、星というのは銀色のお花のことであると同時に『人あるいは集団』であり、この賢者というのは、その集団の中にいるが、違う色をした人物で、かつ『いっぱいキラキラしている星の集団よりも賢い』と考えられる。『月の色』に関しては、『考えの違い』であるが、舞い散る花と、花束では、花束の方がしっかりしているので、多分であるが『契約の子を守る事が可能なしっかりした何か』だろうとされているが、なにかは誰にもわからない。

 貧しき老父もよく分からない。まぁきっと神殿の周辺にいる賢者の居場所へ連れて行ってくれるポジションの人物なのだろう。そして一人になったので、もう天使ではなく信徒に戻った残りの片翼が、聖なる黒き涙というものを手に取るらしい。まぁ、得ていた黒き羽の証だそうだ。かつ賢者の所に行くのを見送るので、その時のゼスペリア猊下を見送り、隠れた子育て終了という事なのだろう。

 とりあえず、黒き羽の証である涙をゲットし、黙って見送るのが、黙示録の終末を阻止する鍵であるようだ。さて、黙示録は続く。

「――ヴェスゼストの光が失われつつある頃、信徒は欲にまみれ、オーウェンの子は害される。紫の薔薇が消え、世界樹が枯れ始める。鴉が啼き、犬が吠えるのもまた予兆だ。闇色の首輪で繋がれていた犬は、闇色の月の下僕でもある。そしてミヒャエルの信徒の者達は、与えられし若葉の芽と雑草の区別をつけられなくなっている。その頃、黒猫が残されし左に翼を持つ信徒を襲うだろう。それまでに、左翼の黒き信徒は、ゼスペリアの神殿に戻りし神の器に、クロウの聖刻印を渡さなければならない。これもまた、終末を止める光である」

 ちょっと考えた。ヴェスゼストの光が失われつつあるというのは、法王猊下の威光があんまり無くなったということで、現在病気である状況は、該当するようにも思えたからだ。信徒が欲にまみれているのは、宗教院に所属する聖職者が腐っているのはいつも通りだから、ゼスペリア猊下が常に存在するように、この状況も度々起きるわけだから、必ずしも今がその時だということはないだろうが。

 ただ、紫の薔薇というのは、ギルドの崇拝している紫色の使徒の象徴だし、世界樹というのも、ユグドラシルの事で、ギルドの冠位階梯だ。鴉が啼いているなんて、なんとなく現状のギルドの混乱の暗示にも思えるから不思議である。鴉が黒色の情報伝達係のことならば、そりゃあ犬は王室の猟犬、しかも闇色の月の下僕ならば、全員とは言わないが、終末を象徴する側ということになる。さらに黒猫なんて、黒色と闇猫の意味で使っているから、最下層ガチ勢以外のプロ集団だと、黒咲以外全部出てきている。

 それはともかく、契約の子はゼスペリア神殿に戻っていて、今度はクロウの聖刻印とやらを受け取るらしい。これを渡すのも、残った左翼の信徒なのだから、黙示録の阻止上、この人物は超重要人物ということになる。ただ、この襲われたという記述の後は出てこない。生死も不明だ。

 あとは、『オーウェンの子』なのだが、ヴェスゼストの方は法王が代理だが代理と書いていないので、オーウェン自体が代理の国王と考えられ、『子』というのは、王位継承者の第一王子だと考えられているそうだ。現在でいうなら花王院青殿下であるわけだが、特に害されているという話は聞かない。ならびに、ミヒャエルの信徒というのは、美晴宮の信徒ということだから、華族のことだろうが、与えられし若葉の芽や雑草の意味は不明だ。ただ、これはミヒャエルが与えた、という意味合いらしい。美晴宮家が華族に何か与えたのだろうが、それに関しては全く分からない。なんなのだろう? まぁいいか。さて。

「――もしも終末が来れば、ゼスペリアの青は、異父弟に宿りし紅き悪魔の蛇に蹂躙され、吸血鬼に成り果てるだろう。それは終末そのものであり、終末の一つである」

 ここに超怖い一文が挟まってくるのである。要するにこれは、その時のゼスペリア猊下が、紅き悪魔の子である異父弟に強姦されるということなのだ。悪魔もそうだが、『蛇』も『姦淫』の象徴なのである。『宿りし』とあるので、その時までは、異父弟は悪魔ではないらしい。ゼスペリア猊下が吸血鬼になるというのは、強姦時に恐らく接触テレパスSEXをされるという事で、ゼスペリアの青というPSY-Otherは『快楽』を感じると使用できなくなるのだ。だから聖書は『姦淫はダメだ』と度々いうのである。快楽は子孫を残すのに必要な本能だから失くすわけには行かないし、失くすのは無理だが、気をつけろということである。それで接触テレパスSEXとは、性行為の際に、粘膜同士の直接接触でドカンとESPを送り込むものなので、かつ蛇は男根の事でもあるので、突っ込まれてESPで強制的に快楽を煽られるということなのだが、こうなるとESP過多状態になり、PKが少ない状態になる。なので人体の反応として、本来のESPとPKの比率を調整するため、皮膚接触によりPKを相手から吸収するPSY反動という現象が起きるのだ。PKは赤色相で、吸収中はESPの色も赤に染まってみえるため、それが血を吸っているように見えるため『吸血鬼』となるのだろうと、考えられている。この部分のみ、PSY血統学で研究解釈されたのだ。学術上もESP過多によるPK吸収現象を『吸血鬼』と呼ぶ。逆のPK過多によるESP吸収現象は、『桃雪病』という。桃雪匂宮と呼ばれる、匂宮分家に生まれやすい人間のESP欠乏障害が代表例だからだ。このパターンは、ESPを一切持たない障害で、生まれついての障害である。その他のESP欠乏症の場合は、PKを持っていることが多いが、桃雪と呼ばれる匂宮内の赤色相保持者は、全く持たないのが特長だ。

 まぁ……神の器であるゼスペリア猊下が強姦中は少なくともPSYを使えないわけであるし、そんな状況になっていたら、そりゃあ終末だろう。ただ『一つ』と書いてあるわけで、他にも終末の時には色々ある。

「――終末の時、偽ゼスペリアが現れる。その者は、上辺の慈悲と偽りの御業で、民を騙すだろう。そして真のゼスペリアたる神の器、使徒ゼストの生まれ変わりの契約の子を娶りて、絶望の神の子を宿らせる。終末の時、ゼスペリアは、紅き瞳の悪魔との長子と、偽ゼスペリアとの間の絶望の神である二人目の赤子を産み落とし、育てる事となるだろう。この紅き瞳の悪魔の神と、絶望の神は、葡萄酒色の瞳をしたヴェスゼストの末裔により育てられ、闇に堕ちしゼスペリアと共に、全ての動植物、そして民を滅亡させるだろう。生き残るのは、偽ゼスペリアが選んだ者のみである。まずは、ヴェスゼストの末裔を探せ。葡萄酒色の瞳が濁る前に、ゼスペリアの聖純なる青を教え、ゼスペリアの青の忠実なる使徒となるよう説得しなければ、終末は阻止できない」

 ということで、ヴェスゼストの末裔という重要人物が出てくる。葡萄酒色の瞳とは、多分赤紫色の瞳なのだろう。一応、ランバルト大公爵家が使徒ランバルトが始祖ではあるが、途中で婚姻により親戚になり血を引き継いでいるヴェスゼストの末裔なので、その血筋の人間なのだろう。これは、ローランド法王猊下とゼスペリア猊下の他は、法王猊下の孫でゼスペリア猊下の従兄弟であるラクス特別枢機卿猊下しかいないのだが、そういえば、赤紫色の瞳らしいと聞いたことがある。まさかなぁ内心で笑った。表情は真剣にしたままだ。

 しかし偽ゼスペリアというのも怖い。偽善者で良い人のフリをしているのだろう。偽りの御業がPSY-Otherなのか、それっぽく見えるロステクなのか、それ以外なのか、そのあたりは不明だが、こちらも黙示録時点のゼスペリア猊下を身篭らせるわけである。異父弟もそうだが、神は男性なので、これは歴史的には最近復古されたロステクの同父両婚であるわけで、そういう意味では、黙示録が書かれた頃は女性しか子供を産めなかったらしいから、預言としても良いのかもしれない。少なくとも現代から今後の未来に起きるのは間違いないだろう。

 なおこの重要人物に、使徒になるように説得する必要があり、かつそれは、ゼスペリアの青が綺麗な内であるので、悪魔に強姦される前、終末が完全に来る前でなくてはならないわけだ。ゼスペリア猊下の信者にしないと、瞳が濁って偽ゼスペリア側の人間になるという事だし、子供を二人産んだ頃には、ゼスペリア猊下自体も闇に堕ちていて世界を滅ぼす側に回っている形になるという事である。

「――偽ゼスペリアの娶りし神の器の血肉は、古の旧世界において洗礼を受けし聖娼婦と同じでもあり、失われていた紫色の薔薇は、使徒ゼストの写し身の元に咲いている。偽ゼスペリアに紫色の薔薇を渡してはならない。それは偽ゼスペリアと神の器の婚礼の証となるからだ。二輪の紫色の薔薇は、契約の子と異父弟の手の中にのみ、存在していなければならない。そうでなければ、終末は阻止できないだろう。紅き悪魔の蛇の血を御するために、異父弟は紫の薔薇を持ち、もう一方を持つ血肉を別けた兄を守護しなければならないのだ。そうでなければ、ゼスペリアは、大淫婦ルシフェリアとなるであろう。同時にそれは、カインであり、吸血鬼の証だ」

 こう続くのだが、使徒ゼストの写し身とは生まれ変わりのことで、同じ血肉なのだから聖娼婦こと紫色の使徒、無名使徒イリスの血を引いているということであり、さらに異父弟もこの血を引いているらしい。そしてなんのことかは不明だが、二つある紫色の薔薇を兄弟で持っている状態かつ、異父弟の方が兄であるゼスペリア猊下を守護しないと終末が来てしまうようなのだ。そうでないと、異父弟は悪魔なので、兄を強姦するわけである。是非とも蛇の血とやらを制御していただきたいものだ。また聖娼婦の血筋だから大淫婦なのかは不明だが、性的に奔放となるらしき記述がある。なおカインというのは旧約聖書に出てくる、弟と近親相姦した人物の名前であり、先ほどの紅き瞳の悪魔の神を産む事を指しているのだろう。吸血鬼の証というのは、旧約聖書において『カインは吸血鬼である』と書いてあるから、そういう事なのあろう。

 旧約聖書側の歴史研究では、カインとは桃雪匂宮と同様、ESP欠乏障害で、弟のアベルからESPを吸収していたのが、当時の人々のESP視覚には吸血しているように見えたのだろうとされている。『アベルは神の声を聞くことができた』と書いてあって、アベルはどうやら強いESPを保持していたらしいからだ。一般的にはカインとアベルの話は『近親相姦は禁止』という道徳的教えのための記載だとされているが、PSY血統研究の場合のみ、こういう知見もあるのである。また、近親相姦と言っても、カインとアベルのように同じ両親から生まれた場合は、当時からタブーだったようだが、少なくとも旧世界までの各歴史階層においては、完全ロステク時代も含めて、父か父が異なれば、結婚が許されたらしい。異父か異父の兄弟姉妹は結婚して子供を作って良かったのだ。

 この理由は、現在のような一夫一妻制度は、東方ヴェスゼスト派の教えで広まった上で法整備されたからであり、他の時代は後宮制度として多数の王妃がいたり、通い婚と言って、複数の女性のもとに男性が通ったりといった一夫多妻制度が広まっていたり、PSYや高IQが遺伝なので、血統保持のためにそうされていたらしい。同じ両親から生まれた兄弟姉妹だと、身体のDNA配列的な問題で、精神あるいは身体障害者が生まれる事が多いため、これに限っては昔からタブー視されていたようである。

 原始人がお月様を信仰していた事と同じくらい、どの文明においても一般常識だったようだ。例外的に、男女の双子は前世で夫婦であり一緒に生まれ変わったとして、別々に育てて結婚させる場合があったらしいが、それも昔の時代の伝承にちょこっと書いてあるだけで、当然現在は禁止である。

 しかし、何故大淫婦の名前が、欠番の第四使徒と同じルシフェリアなのだろうか。

 ルシフェリアは、ハーヴェスト侯爵家の始祖で、つまりギルドの創始者で、ギルドは紫色の使徒イリスを信仰していて、終末時のゼスペリア猊下と異父弟は、どうやらイリスの血を引いているようだから、その関係なのだろうか。巷で囁かれる噂としては、第四使徒は聖娼婦と関係を持った、だとか、聖娼婦はルシフェリアの配偶者だった、だとか、兄弟だっただとか、父親だっただとか、色々と嘘か本当か不明な伝承は存在する。仮にそれらのどれかが本当ならば、ハーヴェスト侯爵家というのは、ルシフェリアの他に、イリスの血も引くのかもしれない。イリスは使徒ゼストの配偶者だというのがギルドの見解だから、姉妹説が有効であるように思った。まぁきっとそういう関係で、大淫婦ルシフェリアとなるのだろう。多分。