短編 - 異世界転生/転移
あじさい
祖父の家には綺麗な紫陽花が咲き誇っている。何気なくその葉っぱに乗るカタツムリを眺めていた”僕”は、急に吹いた突風によって体勢を崩した。そして気づくと、目の前には巨大な西洋欧州風の城が――……ここ、どこだろう?※から始まる、異世界トリップ魔法学園ファンタジーです。
白と黒
気づくと僕は白い世界にいた。周囲の人々、髪の色が真っ白だ。僕だけ黒い。少なくとも地球じゃないだろう……そう思って話を聞いたら、彼らは羊獣人だそうで、時折異世界から訪れる”黒き稀人”から知識を貰って発展してきたらしい。味噌が普及している! それ、確実に日本人!※転移モノ