藍円寺昼威のカルテ
精神科医の藍円寺昼威は、若くして開業したが患者が来ないため、救命救急でバイトをしている。昼威は生まれつき、実家が寺で、霊が視える――が、いいやそれは気のせいだと考えて、視えたらホコリとして手で払い(祓いでは無い)、無かった事にして生きている。また、常に金欠だ。そんな彼のクリニックには、高校時代の後輩だった神主(とその神社の神様と、遣いの妖狐)が時々、特殊なバイトを頼みに来る。そんな日常のお話です。御遼神社の狐と神様
【1】藍円寺昼威の日常【2】救命救急のバイト
【3】若作りな神様
【4】神様からの依頼
【5】考え出すと気になる性格
【6】新南津市心霊協会
【7】新しい扉
【8】狭い世間
【9】夏本番
【10】長男と次男
【11】繋がった名前
【12】遺言状
【13】御遼神社の男妾
【*】呪鏡屋敷
【*】神様の器
【14】神聖な気配
【15】吸血鬼の噛み傷
【16】光熱水の停止
【17】六条彼方の事情
【18】赤い糸について
【19】切れない縁と日常
その後の日常
【20】鈍いだけだった。(★)【21】好き
【22】牛歩
【23】デートに関して(★)
【24】秋の七草粥(★)
【25】初雪
【26】行きたい場所(★)
【27】休暇の知らせ
【28】気恥ずかしい沈黙
【29】敵の名前
【30】準備期間
玲瓏院結界
【*】発動(☆)【31】捜索チーム
【32】聞き取り
【33】善人(★)
【*】朝儀と彼方による救出
【34】初詣の多忙と寝正月(★)
【35】賽ノ神