黒い太陽と月 第二次世界大戦時に、第二次戊辰戦争が起き、敗戦国となることを回避した大日本帝国(パラレル現代)。現在は、江戸懐古思想という文化の元、和服が主流で、洋装は、ほぼ帝国軍人だけである。四十七都道府県に復活した各藩の藩主が元老院議員を務め政治を行っている軍事国家、それが大日本帝国だった。 仮想軍人モノのお話です。 軍人×軍人、親友から恋に発展するお話です。 ※宵の明星の朝倉×山縣です。 序章:黒と白 【前】曇天と鴉と黒猫 【後】終わらない雨 第一章:在りし日の記憶 【一】諜報部の現在 【二】過去① 【三】過去② 【四】過去③ 【五】過去④ 【六】リセット 第二章:平行線と不安 【一】繋がり 【二】黒猫……過去⑤ 【三】暗殺事件 【四】冷酒 【五】白い鴉と黒い鴉 【六】綻びた着物 【七】第四次世界大戦 第三章:時流と、親友という名の関係性の変化 【序】逢魔ヶ刻 【一】嫉妬対象からの善意 【二】明確化 【三】堕ちる先 【四】冬の温度 【五】黒い太陽と月 終章:巡る季節 【一】初春 【二】夏の匂い 【三】ベランダ